忙しい日常生活を秒で今より楽に！暮らしにChatGPTを取り入れる

ChatGPTでもっと日常生活を楽にする

さてさて。使える技術はどんどん使って楽にしていきましょう！

私たちは日々、さまざまな役割をこなしながら忙しく生活しています。そんな中で、人それぞれ得意なことや苦手なことがあるのは当たり前のことです。家事や日常生活の管理が苦手で、そういった部分に対して助けを求めることが難しいと感じる方も多いかもしれません。けれど、何かに困ったときは助けを求めても良いのです。全てを自分一人で抱え込む必要はまったくありません。

このコラムでは、そんな皆さんがもっと気楽に、身軽に、心豊かに生活できるように役立つ情報を発信しています。この記事では、最近話題のChatGPTというAIツールを用いて、日常生活の小さな問題から大きな課題まで、効率よく解決する方法をご紹介していきます。一般的には仕事で使用されることが多いAIですが、むしろ私たちの日常生活のコマゴマとしたことの対応に役立てることができるのです。

それでは、どのようにしてChatGPTが日常生活をもっと楽にすることに役立つのか、私が実際に使ってみて効果を感じている具体的な使用例を通してご紹介します。

１.ChatGPTで「夕飯どうしよう」を秒で解決

ChatGPTを使えば、日々の献立作りもさっと解決します。冷蔵庫にある材料を伝えるだけで、簡単なレシピを提案してくれます。これで、いちいち冷蔵庫の中の食材を組み合わせてネットで検索しなくて済みます。何を作ろうか…という悩みから本当に秒単位で解放されますし、食材のムダも減らせます。

その際には、できるだけ詳しく指示を伝えることがポイントです。

伝えるポイント：

• 材料
• 全部を使うかどうか
• 和食、イタリアン、中華など
• 作るのはどこの国か
• 今の季節
• 普段の食事か、特別な食事か
• もし他に要望があれば（冷たいスープ、麺類…などの具体的な指示）
  ＊指示が細かいほど、自分のニーズに合う可能性は上がると感じています。でも、ただ材料を伝えるだけでも、何かしら提案してくれるので、そこから会話形式で食べたくなるようなものに寄せていくこともできます。

Toi

2回分の夕食の献立を考えてください。
いずれも、すべての材料を使用しなくて大丈夫ですが、下記内容の食材があるのでそれを使って作れるものをお願いします。
調味料は何でもそろっています。日本国内でできる料理にしてください。

冷蔵庫にあるもの：
タラ切り身、豚肉薄切り、鶏むね肉、
大根、レタス、小松菜、じゃがいも、きゅうり、人参、ごぼう、ネギ、キャベツ、きのこ（いろいろな種類がたくさん）

第1回目の夕食
メイン: タラと野菜の煮物
材料: タラ切り身、大根、人参、ごぼう、ネギ、きのこ
説明: タラの切り身と一緒に大根、人参、ごぼう、ネギ、きのこを使い、日本の伝統的な味付けである醤油、砂糖、みりん、酒で煮ます。これは体を温める栄養豊富な料理で、寒い季節にぴったりです。

サイド: 小松菜のおひたし
材料: 小松菜
説明: 小松菜を茹でてから冷水で冷やし、軽く絞ってから、醤油とかつお節で味付けします。シンプルですが、ごはんに良く合う一品です。

デザート: トマトの甘酢あえ
材料: トマト
説明: トマトを角切りにして、醤油、みりん、酢で和えることで、甘酸っぱいデザートが完成します。

（長いので、以下省略）

こんな感じでアウトプットされます。すごく便利です。

私は冷蔵庫の中を見ながら、スマホのアプリに向かってしゃべって入力をしているので、打ち込むよりも本当に早いです。1分もかかりません。誇張ではなく秒です、秒。

２．ChatGPTで掃除の管理などめんどくさいこともプラン

どの部屋をいつ掃除するかなど、考え始めると膨大になりがちな計画もすぐに立ててくれます。細かいことをこちらが指示しなくても、一般論（？）で頻度まで出してきてくれます。

なので例えばこの記事のメインターゲットとは違いますが、一人暮らしを始めたばかりの方などは、土台がない状態なのでざっくり聞くところから始めてみてもいいと思います。

Toi

家の掃除の週間スケジュールを立ててください。
やることは、トイレ掃除（トイレは2か所）、水回りの掃除、お風呂の掃除、掃除機をかける（お掃除ロボット）、玄関の掃除です

週間掃除スケジュール
月曜日:掃除機をかける（お掃除ロボット）
玄関の掃除（マットを振る、靴を整理）

火曜日:
トイレ掃除（1つ目のトイレ）
水回りの掃除（キッチンのシンクとカウンター）

水曜日:
掃除機をかける（お掃除ロボット）

木曜日:
トイレ掃除（2つ目のトイレ）
水回りの掃除（洗面所）

金曜日:
掃除機をかける（お掃除ロボット）
お風呂の掃除（浴槽と壁の洗浄）

土曜日:
玄関の掃除（床を拭き、靴箱を整理）

日曜日:
掃除機をかける（お掃除ロボット）
家全体の軽い片付けと整理

このスケジュールには、毎日の掃除が少しずつ入っているので、掃除の負担が1日に集中しないように配慮しています。特に掃除機はお掃除ロボットを活用しているため、手間がかからず便利です。また、週末に少し時間をかけて玄関やお風呂を掃除することで、週明けに気持ち良く過ごせるようになります。

このスケジュールをベースに、実際の生活に合わせて調整してみてください。

という具合です。

いかがでしょうか。このくらいならできるかも！って感じしませんか。

もしこの内容では難しい場合はこれも、またさらに「＊曜日は忙しいから＊＊にしたい」、とか、時間指定をするとすぐに再調整してくれます。

３．時間管理も秒で解決！

ChatGPTを活用することで、毎日のスケジュール管理もずっと楽になります。例えば、「明日のスケジュールを考えたい」とChatGPTに頼むと、朝の準備から始まり、子どもの学校への送り迎え、仕事の予定、そして夕食の準備まで、時間帯に応じたアクションプランを提案してくれます。

具体的には、

• 朝7時に家族全員の朝食の準備、
• 7:30に子どもを学校に送る準備、
• 8時に子どもを学校に送り、
• その後9時からの仕事開始
  ＊それに合わせて、その日の重要な会議やタスクのリマインダーを設定します。
• 3時半に子どもの迎え
• 17時～習い事の送迎、
• 家に帰ってからの家事の時間割りも提案してくれます。

ざっと、動かせない時間を伝えたうえで、他にやらなければいけないことも追加して伝えていくと調整しやすいです。
ここでもChatGPTの提案と自分のやりやすい行動が違う場合は、それぞれの行動の順番を変えるように伝えると、すぐに修正してくれます。

さらに、家庭内での小さなタスクを管理するために、例えば「15分でできる掃除のタスクリスト」を作成してくれたり、短時間で効率的に家事を進めるコツを聞けば教えてくれたりします。

これまで、ググってはよさそうな記事を開いて読む、そこから考える、という長時間の遠回りをしていたのですが、直接聞くことで圧倒的に時間を効率的に使うことができます。
それによって、家事と仕事の両立がしやすくなり、自分だけの時間もしっかりと確保できるようになります。

このようにChatGPTは、忙しい一日を効率的に過ごすための計画を立てるお手伝いをしてくれるので、時間を有効に使いながら、日々の負担を軽減することが可能です。

４．心に余裕を与えるアイデアサポート

やっぱり毎日の忙しさの中でも、自分の心の余裕は大切にしたいですね。

ここまでの話はどちらかというと効率化がポイントでしたが、ChatGPTは、私たちの心をリフレッシュするサポートもしてくれます。

たとえば、「最近ストレスが多いので、リラックスできる方法を教えて」とChatGPTに相談してみると、「ご自宅で簡単にできるヨガのポーズ」や「瞑想の入門ガイド」、「おすすめのアロマオイル」など、状況に応じたリラクゼーション方法を提案してくれます。
（何度も書きますが、合わない場合はその方法のどこが苦手か、やりたくないかを伝えることで再度提案してくれます）

すごく疲れている時って、何かしようと思いついても具体的に何をするのかを考えたり調べたりすることが億劫になってしまいませんか。ただChatGPTに聞くだけで、答えが返ってくるのは想像していた以上に心の負担を減らしてくれます。

そのほかにも、家族との時間をもっと楽しみたいと思った時は、「週末に家族で楽しめる屋内アクティビティは？」と質問してみるのもおもしろかったです。

ChatGPTからは、「手作りピザを作るレシピとその準備方法」や「子どもと一緒に楽しめる工作のアイデア」、さらには「家族向け映画リスト」など、普段家族でやっていることとは違う内容も提案してくれる可能性があります。さらに子供の年齢や興味関心などを先に条件として伝えておくと、よりカスタマイズされた提案になります。

ちょっとマンネリしてしまっている週末にもピッタリです。日常の中で新たな楽しみを見つけ、ストレスを減らし、心にも余裕を持たせることができます。

まとめ：忙しい日常生活を秒で今より楽に！暮らしにChatGPTを取り入れる

自分で時間を使って考え出すことに価値があるもの以外は、できるならもっと楽しよう。

もしかすると、ここまで読んでくださった方の中には「人が頭を使って考えることをやめる」ということに、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、いつも思うのは技術も使いようです。

誰にでも得意不得意があり、それを受け入れながらも、得意な部分は伸ばし、不得意な部分は助けを求める。それが、もっと自由で楽しい生活への第一歩だと思います。

献立を自力で考えることに大きな価値を置いていない場合は、その時間を省略することで時間的な自由だけでなく「考えていて頭が疲れる」という事態も避けられます。
スティーブジョブズが、毎日同じ洋服を着ていたのは、洋服を選ぶ時に思考力を使わずに温存するためでしたよね。あれと同じです。
もっと、自分が価値を置いていることに自分の資源を使ったらいいと思うのです。

これまで私はAmazon Echo（アレクサ）で家の様々なことをリマインドしてもらったり口頭指示で済むようにしてきました。それもすごく脳内の記憶容量を開放してくれたのですが、ChatGPTを使用することで、考えたり決断したりするリソースも効率化することができていると感じます。

そういった意味で、うまく使うことで私たちの生活の助けとなると思います。特に忙しいワーキングマザーの皆さんが、家事や子育て、自己の時間管理において抱えるストレスを軽減するための強い味方です。

私の仕事はライフオーガナイズなので、皆さんがより気楽に、身軽にそして心豊かに生活できることを目指して暮らしの最適化をサポートしています。
片づけ、整理収納という環境を整えることもとても大切ですが、人を主役に考えた時には、その人が自分の苦手や面倒をカバーしてくれるツールを使用することで、もっと楽に生活できます。

ChatGPTを日常生活に取り入れてみることで、家事の計画から料理、時間管理まで、様々な面でサポートを受けることが可能です。これにより、自分自身の負担を減らし、家族との貴重な時間をもっと楽しむ余裕が生まれます。忙しい毎日の中でも、少しでも多くの時間と心の余裕を持って、自分や家族との時間を大切にしていただければ幸いです！

ここまで読んでくださってありがとうございました。何事も完璧を求めず、自分自身にやさしく、時にはAIの力を借りながら、もっと心も軽く生活を楽しみましょう！