OPTLIFE.png

ファッションオーガナイズ

いつでもスッキリうっとりクローゼットが乱れない片付け法:必要な洋服の厳選方法から収納まで!

 

 

クローゼットが片付けられない方向けに、クローゼット片付けのプロであるクローゼットオーガナイザー®が片付けの手順、見直すポイントをお伝えします。

 

はじめに:クローゼットを片付ける前に、考えてみよう

実際に手を動かして片付け始める前に、片付けの方向性を一緒に考えていきましょう。クローゼットが片付けられない方は、服やクローゼットに対して自分がどう考えているか、どのような状態にしたいかがあいまいになっていることがあります。

 

  • あなたにとって、必要な衣服や服飾小物はどんなものですか?
     (例)自分を表現するもの、自分が素敵に見られるもの、好きなもの、趣味、自分の立場を示すもの、人から変に見られなければ何でもいい、特にこだわりも何もない、できれば時間・手がかからないもの

 

  • クローゼットをどんなモノとして捉えていますか?
    (例)毎日服選びを楽しくする場所、好きな物が沢山詰まった場所、家にある服を収納する場所、できれば手をかけたくない場所、洗濯とかしまうとかめんどくさい、見て見ぬふりをしている場所

 

  • どんなクローゼットが理想ですか?
    (例)好きでよく着る服だけが、すべて合わせて100枚くらいのクローゼット、好きな服だけで家のクローゼットにゆとりができるくらいの量、3パターンあればいい、すべて掛ける収納にできるミニマリストなクローゼット、着回しが1週間できればいいくらいのクローゼット、すべての服を掛けられるだけにして自宅で洗濯できる手入れが楽なものだけ・・・

 

人によって、ファッションやクローゼットをどう捉えているかは全く異なります。それによって、どんな服を選ぶか、どのような収納にするか、片付けの方向性が異なります。まずは、あなたにとってどのような存在なのか、どう考えているかを考えてみてください。

 

 

 

私は、クローゼットと冷蔵庫は同じ種類の収納であると感じています。

 

冷蔵庫を考えてみると、人によって好きな食べ物は違うので入っているものは千差万別です。
健康的であればいい、栄養重視思考の方もいれば、見た目も重要!という方もいると思います。素材も、量も、人それぞれ。洋服もそうではないでしょうか。

 

でも、冷蔵庫には人生でいつ使うかもわからない食材を入れ続けませんよね。
そして詰め込み過ぎると、毎日の料理がやりにくいですよね。
また、入れたまま置いておくと腐ります。

 

それと同じで、クローゼットもいつ着るかわからない服が詰まっていると毎日の服選びが大変ですし、入れたままにしておくと服に虫食い、変色、カビ…など着られる状態ではなくなってしまいます。

なので、クローゼットも収納としては、「今着る服だけを毎日コーディネートしやすいように収める場所」と考えることができます。

 

 

 

クローゼットが片付けられない場合、3つのステップを分けてスタート!

クローゼットが片付けられない方がやりがちなのは、服を1枚1枚手に取り

 

「いる、いらない…」
「これ、まだあんまり着ていない…」
「いつか着るかも」
「これ、好きだったなぁ(数年袖を通していない)」

 

と思いを巡らせることです。

 

これでは片付けはいつまでたっても終わりません。
まずは、クローゼットの片付けを3つのステップに分けて、別々に行います。

 

ココがポイント

3つのステップ
STEP1: 準備
STEP2: 全部出して分ける
STEP3: 収める

 

 

クローゼットの片付けSTEP1: 準備

 

まずは、このあとの作業をしやすいように準備をしましょう。

片付けられない方にありがちなのは、思いつきでスタートして収集がつかなくなることです。

 

クローゼットを片付けるためのポイント

  • 服が溢れていなくても、引き出しに入れている服に畳み皺、掛けている服がスッと出し入れできない場合は、クローゼットに対して服の量が多い証拠です。服の量を見直すか、クローゼットを広くする必要があります。
  • クローゼットの引き出し、衣装ケース、扉を開ける前に何が入っているか分からない場合は、今のあなたはその服を必要としていない可能性が高いです。
  • もし憧れのファッションスタイルが明確になっている場合は、その服のコーディネートの写真をまとめて見えるようにしておきます。
    服の仕分けで迷った時に、この写真が進む方向を示す道標となります。

  • 服を出して仕分けを行う場所(床やベッドの上等)を確保します。

 

 

クローゼットの片付けSTEP2:全部出して分ける

クローゼットの中の服をすべて出します。時間がたっぷりある方は、全部出しますが、もし1,2時間しかない場合はまずは、範囲を決めて出します。

(例)引き出し1,2つ、ハンガーパイプに掛かっている分…等。

 

服が多い、様々な場所にごちゃまぜになっている、最近全然着てない服が衣装ケースや引き出しに入っているという方は、まずは一般的なカテゴリーごとにわけます。

枚数によって、トップス、ボトムス、アウター…というようにざっくり分けてもいいですし、もし量が多い場合はさらに細かくTシャツ、シャツ・ブラウス、ニット、ワンピース、ズボン、スカート…というように分けていきます。

 

そしてその1つ1つのカテゴリーごとに、次の分け方の中で一番しっくり来る、簡単に分けられそうな分け方で分けていきます。

 


感覚派の方の向けの分類方法として…

(1) 一軍
(2) 二軍
(3) 迷う
(4) 手放す

 

(1) すごく好き、気に入っている
(2) まぁまぁ好き
(3) そんなに好きじゃないけど、便利で着る
(4) その他

 

 


論理的な方は…

 

(1) 2週間に1回以上着ている
(2) シーズンに5回以上着ている
(3) 頻度はそれ以下だが、着用シーンが明確で必須
(4) その他

(1) 好きで頻繁に着ている
(2) 好きじゃないけど頻繁に着ている
(3) 好きだけど最近着ていない
(4) (今は)好きじゃないし、最近着ていない

 

迷わず3秒以内に仕分けできるキーワードを使っていきます。

 

捨てるとか、捨てないとかそういったことは忘れてまずはキーワードに沿って分けていきましょう。

 

分けた結果、いかがでしたか。
すべての服を見渡すと、気づくことがありますよね。

 

そうです。それが、あなたの答えです。
(私自身も、2回分けたところすごく好きで頻繁に着ている服の少なさに驚きます。)

 

この段階で、すごく好きな服、頻繁に着ている服は残しますがその他の服についてはぜひ、どうして持ち続けるか自分と向き合ってみてください。

 

【シーズンオフだった服を久々に出して分ける場合】

  • 今季もお金を出してでも買いたい
  • 好きすぎる服
  • 便利なので絶対に着る服

 

など、着る確率が高いものだけを残します。

 

 

【迷う服の扱い】

実際に着て写真を撮ってみたり、家族や気の置けない友人に着た姿を見てもらい率直な意見を聞いて客観的にみつめてみましょう。

 

それでも迷う場合はクローゼットに戻さずに、箱や袋に入れて3ヶ月程度保留にします。毎日生活する中で迷う服を着たくなったら箱から出して着て、洗濯をしてクローゼットに戻します。逆にその間1度も着なかった服は、手放しても日々着る服には支障はないでしょう。

また思い出の服など、もう着ることはないけれど持ち続けたいものはクローゼットから出して別に保存します。

 

 

クローゼットの片付けSTEP3:収める

 

残す服が決まったら、収納していきます。
着用頻度が高い服は、手に取りやすい場所に収納することが最大のポイントです。

 

カテゴリーごとにまとめて収納するか、色別に収納します。

 

感覚的な方は、色別収納にすると戻しやすいですし、クローゼットの見た目も美しくて気持ちがいいと思います。

 


服を日々カテゴリーで捉えることが多い方は、カテゴリーごとにまとめる方がわかりやすいです。

 

 

収納方法は、主に「掛ける」と「畳む」があります。

掛ける・・・


掛ける場合はハンガーを使用しますが、ハンガーは同じもので揃えた方が見た目だけではなく、服を出し入れする際に引っかかりにくくなり取り扱いも楽になります。ハンガーは滑りにくいもの、滑り止めがついているもの、滑りやすいもの、形も様々出ていますので使い勝手を試してから揃えるのがおススメです。

 

畳む・・・


畳む場合は、畳んで引き出しに入れる方法と棚に置く方法があります。
棚に置くメリットは、手持ちの服を一覧できることですが、デメリットとして積みすぎると出し入れする時に崩れやすくなります。

 


引き出しに入れる場合、メリットは奥まで活用できる、量が入ることです。逆にデメリットは重ねると下の服を忘れがちになりますし、立てて入れるためには引き出しの高さに合わせて服の畳み方を変える必要があることや、畳み皺がつきやすくなるデメリットもあります。

 

もしシーズンオフの服を保管する場合は、洗濯、クリーニング後に除湿剤、防虫剤とともにしまいます。

 

 

クローゼットの片付け:まとめ

いかがだったでしょうか。

 

クローゼットがなかなか片付けられない方は、ぜひイメージしてください。

 

  • すべての服が自分が素敵に見えて、着心地もいい
  • 服を探す時も、洗濯から戻す時も楽にできる

 

こんな状態にすることができたら、きっと毎日の暮らしが変わると思いませんか。

 

ぜひ捨てる捨てない、減らさなきゃいけないという考えをいったん忘れて、キーワードに沿って分けてみてくださいね。
必ず、あなたの中にある答えが顕在化してきます。

 

洋服を5年以上買い足していない、という方は少数だと思います。私たちは必ず新しい服と出会いますよね。
多くの服を持ち続けることを幸せに感じる方もいますが、衣類は必ず経年劣化してしまうので、着れない状態になってしまうことがあります。

 

見直しを毎シーズン続けると、自分が確実に着る服やその理由がわかるようになり、着ない服を買うこともなくなります。

 

自分が好きでたくさん着る服だけのクローゼットは心地がいいだけでなく、時間的にも金銭的にも、そして過剰な服が生産されなくなることはSDGsにもつながります。
せっかく買った服を活用できないまま手放すことがないよう、ぜひ片付けを進めてみてください。

 

 

またもし「今の自分が素敵に見える服」がわからない場合、イメージコンサルティングや、ファッション関連の診断を受けることで自分を客観的に知ることができ、必要なものがわかるようになります。お越しいただくお客さまが100%「もっと早く診断をうければよかった」とおっしゃいますので、悩み続けるよりも確実に手っ取り早く似合うものがわかります。
パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断を受けることで、自分の外見に合う服を知ることができますし、当社ではその後のクローゼットの中の服の仕分け、収納までをサポートしています。

\興味がある方はこちらから/

 

 

 

  • この記事を書いた人

株式会社OPT LIFE

札幌市~北海道全域 ご自宅を訪問して一緒に片づけをする業者です  ・・・  毎日探し物・忘れ物で時間に追われる、家でくつろげない、片付けてもすぐリバウンドしてしまうを解決 ・・・  片づけの先にある 「本当は、〇〇したい」を叶えるお手伝をしています

-ファッションオーガナイズ